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同じインサイドセールスでも、SaaS業界とそれ以外の業界では、求人票に載っている年収の桁が違って見えることがあります。
「SaaSは年収が高い」とよく言われますが、なぜそうなるのか、実際どのくらい違うのかを、営業を20年見てきた立場から整理します。
なぜSaaS業界は年収が高めに出やすいのか
理由はいくつかありますが、一番大きいのは営業組織への投資額です。SaaSビジネスは、一度契約を取ると継続的に収益が積み上がるモデル(ストック型)のため、初期の営業活動に多くの予算をかけられる会社が多くあります。
また、事業の成長速度が速い会社が多く、営業人員を急いで増やす必要があるため、採用市場での競争力を上げる目的で年収を高めに設定するケースも見られます。求人票の年収レンジが高いのは、こうした業界構造が背景にあります。
一般的な営業職との差の目安
業界や職種によって幅は大きいですが、同じ経験年数・同じ役割で比較した場合、SaaS業界のインサイドセールスは、他業界の一般的な営業職より年収レンジが一段階上に出ている求人を見かけることが多いです。
ただし、これは会社の規模や成長フェーズによって差が大きい点に注意してください。上場している大手SaaS企業と、立ち上げ間もないスタートアップとでは、同じ「SaaS営業」という括りでも年収の実態はまったく違います。求人票の年収だけでなく、会社の資金調達状況や事業の伸び方も、あわせて確認したいポイントです。
年収が高い分、求められるものも変わります
ここは正直に伝えておきたい部分です。SaaS営業の年収が高めに出ているのは、それだけ結果に対するシビアさもセットになっていることが多いからです。
数字の管理はツール(SFAやCRMと呼ばれる営業支援システム)で可視化され、日々の活動量や商談化率がチームやマネージャーに常に見えている環境がほとんどです。テレアポの現場のように「気合と根性」で乗り切れる場面は少なく、仕組みとデータに基づいて改善し続ける姿勢が求められます。
この環境に苦手意識がなければ、テレアポやインサイドセールスで培った「断られても行動を続ける力」は、SaaS営業でもそのまま武器になります。
未経験からSaaS営業を目指す場合の現実的なルート
いきなりSaaS企業のフィールドセールス(決定権を持つ商談担当)を狙うより、SDR・BDRやインサイドセールスといった入口のポジションから始めるのが、現実的なルートです。詳しくはSDRとは?未経験がまず狙うべき、SaaS営業の入口にまとめています。
入口のポジションでも、一般的な営業職と比べて年収が見劣りしないケースが多いので、いきなり高いポジションを狙う必要はありません。まず実績を作り、社内でのキャリアアップか、経験者としての転職で年収を伸ばしていくのが王道です。
自分の経験がSaaS業界でどう評価されるのか、一人で判断が難しい場合は、SaaS企業の求人に強い転職エージェントに相談してみるのも一つの方法です。20代・第二新卒であれば、営業経験者の転職に慣れたところに無料で相談できます。
一人で「このままでいいのか」と抱えて時間だけが過ぎるより、一度きちんと話して整理したほうが、次の一歩は早く見つかります。UZUZは第二新卒に特化していて、ブラック企業を避けた求人から紹介してくれます。登録は無料で、数分で終わります。合わなければ断ってかまいません。迷っているなら、選択肢の一つとして知っておくだけでも損はありません。
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この記事を書いた人
営業ひとすじ20年。電話営業・インサイドセールスの現場から始まり、約70名の営業組織のマネジメントを経験。採用面接にも数百人単位で関わってきました。「辞めて正解だった人」も「辞めなくてよかった人」も見てきた立場から、テレアポ・インサイドセールス・営業職の次のキャリアについて、きれいごとではない話を書いています。


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