大手企業への転職、「安心」は思い込みかもしれません。営業20年、実際に見てきた話をします。

大手企業への転職、「安心」は思い込みかもしれません。 営業・テレアポからの転職

「大手企業なら安心」「大手ならコンプライアンスもしっかりしているはず」。転職を考える時、こう思う人は多いと思います。私自身、実際に大手企業で10年以上働いてきました。今日はそこで感じたことを、正直に書きます。

「大手だから安心」は、当てはまらない時代もありました

私が大手企業に入ったのは2000年代です。正直に言うと、当時は今なら大問題になるようなことも、普通に起きていました。労働基準法に照らせば明らかにアウトなことも、当たり前のようにありました。

「大手ほどしっかり守られているはず」というイメージがありますが、少なくとも当時の私の実感としては、全くそんなことはありませんでした。会社の規模と、現場のコンプライアンス意識は、必ずしも一致しません。

それでも、時代は変わっていきました

もちろん、そういう空気がずっと続いたわけではありません。時代の流れとともに、当時お世話になった本部長が、コンプライアンスの厳格化とともに退職に追い込まれる場面も、実際にこの目で見てきました。会社も、業界も、少しずつ変わっていく過程を、現場で見てきた10年でした。

正しく売っていれば、事業は守ってくれる

ここからは、私がその経験から持っている結論です。正しい方法で、正しく売る。それさえやっていれば、事業(会社の仕組み)はきちんと守ってくれます。逆に、正しくやっているのに守ってくれない会社や上司なら、そこに留まる理由はありません。さっさと見切りをつけて次に進んでいい、と私は思っています。

大手ならではの、動きの遅さもあります

もう一つ、大手企業を目指す人に伝えておきたいのは、意思決定のスピード感です。大手は組織が大きい分、何か制度を変えようと思っても時間がかかります。その点、少人数のベンチャー企業は、社長の一存で制度がすぐ変わることも珍しくありません。スピード感を重視するなら、この違いは転職前に知っておいた方がいいと思います。

なお、同じ大手でも外資系か日系かで文化はかなり変わってきます。ここはまた別の機会に書きたいと思います。

まとめ

大手企業への転職は、安定・待遇・実績の面で大きな魅力があります。ただ、「大手だから自動的に守られる」というのは思い込みで、実際に会社を守ってくれるのは、規模ではなく仕組みと文化です。転職先を選ぶ時は、規模の大きさだけでなく、そこがどんな仕組みで社員を守っているかも、あわせて見てほしいと思います。

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