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職務経歴書に転職歴をずらっと書きながら、「これ、また落とされる理由になるんじゃないか」と不安になったことはありませんか。
ネットで調べると「転職回数は2回まで」「3回目からは厳しい」といった話が出てきます。でも、これは業界によってかなり事情が違います。今日は、採用する側として、実際に転職回数の多い営業職の応募者をどう見てきたかを、正直に書きます。
一般的には「2回まで」と言われますが、営業職は事情が違います
転職回数については、男性は2回を超えたあたりから「多い」と感じられ始め、女性は回数そのものより、就業していない期間の方が見られやすい傾向にあるとされています(出典:各種転職エージェントの調査コラム)。
ただし、営業職は、他の職種と比べて転職回数がハンデになりにくい業界だとされています。理由は単純で、営業という仕事自体が、会社や業界を変えても再現性のあるスキル(数字を追う力、人と話す力、断られても切り替える力)で成り立っているからです。
採用する側は、回数より「パターン」を見ています
70人規模の組織を管理してきた中で、転職回数の多い応募者を何人も評価してきました。正直に言うと、回数そのものを理由に落としたことは、ほとんどありません。 見ていたのは、次の2つです。
- 辞めた理由に、一貫性があるか:「もっと大きな裁量が欲しかった」「扱う商材のフェーズを変えたかった」など、毎回の転職に筋が通っているか
- 短期離職が、同じ理由でくり返されていないか:「人間関係」を理由に3社続けて辞めている、など、同じパターンがくり返されていると、次の職場でも同じことが起きるのではと懸念されます
逆に、回数が多くても「ステップアップの理由がその都度はっきりしている人」は、むしろ経験の幅として評価されることもあります。 転職回数は、それ単体では良いも悪いもない、ただの数字です。
面接で聞かれたら、身構えなくて大丈夫です
「転職回数が多いですね」と聞かれると、責められているように感じるかもしれません。でも、これは多くの場合、単純な確認です。ここで大事なのは、防御的にならず、次の2点を淡々と伝えることです。
- それぞれの転職に、どんな目的があったかを短く説明する
- 今回の転職が、その延長線上にあることを伝える(「今までは商材を変えてきたが、今回はマネジメント経験を積みたい」など)
言い訳がましく長く話す必要はありません。むしろ、短く、事実として話せる人の方が、印象は良くなります。
数だけで諦めなくて大丈夫です
もし「もう何回も転職しているから」と応募自体をためらっているなら、それはもったいないです。前述のとおり、営業職は転職回数がハンデになりにくい職種です。それよりも、次の転職で「何を求めているか」を、自分の言葉で説明できる状態にしておくことの方が、ずっと大事です。
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まとめ
転職回数の多さは、それ単体では合否を決める理由にはなりません。採用する側が本当に見ているのは、回数ではなく、辞めた理由に一貫性があるか、同じパターンをくり返していないかです。とくに営業職は、経験を積み重ねる中でハンデになりにくい職種とされています。数字にとらわれず、自分の転職の軸を、短く説明できる状態にしておいてください。
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※出典を記載した部分は、各種転職エージェントの調査・一般的な傾向です。出典のない部分は、筆者が約70名の営業組織を管理してきた中での実感であり、統計ではありません。評価基準は企業・時期によって異なります。
この記事を書いた人
営業ひとすじ20年。電話営業・インサイドセールスの現場から始まり、約70名の営業組織のマネジメントを経験。採用面接にも数百人単位で関わってきました。「辞めて正解だった人」も「辞めなくてよかった人」も見てきた立場から、テレアポ・インサイドセールス・営業職の次のキャリアについて、きれいごとではない話を書いています。


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