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10社応募して、10社とも書類選考で落ちた。そんな経験をすると、「自分には市場価値がないのでは」と心が折れそうになりますよね。
結論から言います。それは、あなたの能力の問題ではないことが多いです。 採用する側として、何百人もの書類を見てきた立場から、書類選考の「本当のところ」を正直に書きます。
実は、落ちるのが当たり前の世界です
まず、数字で見てみましょう。転職活動における書類選考の通過率は、おおむね30%程度とされています。つまり、10社応募したら7社は書類の時点で落ちる計算です(出典:厚生労働省の調査データをもとにした各種転職メディア)。
また、転職活動全体では、平均で15社ほど不採用を経験するというデータもあります。20〜30社に応募して、内定が2〜3社という水準が、決して珍しくないのが実情です(出典:各種転職支援サービスの統計)。
つまり、何社も落ちること自体は、失敗でも異常でもありません。 むしろ、それが転職活動の標準的なプロセスです。
採用する側は、能力より「求人要件との一致」を見ています
ここが、一番お伝えしたいところです。書類選考で落とすとき、私たちが見ているのは、「この人は優秀かどうか」ではなく、「今回の求人が求めている経験と、噛み合っているかどうか」です。
どれだけ優秀な方でも、求人票が求めている経験(例えば「新規開拓の実績」「特定の商材の経験」)と、応募者の経歴がズレていれば、その求人では通りません。これは、能力の優劣ではなく、単なる噛み合わせの問題です。
だからこそ、同じ人が、ある会社では即落とされ、別の会社では一次面接からとんとん拍子に進む、ということが普通に起きます。落ちた理由を、自分の全人格や市場価値の否定だと受け取らないでください。
営業職の書類選考で、具体的に見られていること
営業職に絞って、採用する側が書類のどこを見ているかを挙げます。
- 数字で語れているか:「頑張りました」ではなく、「架電数」「アポ獲得率」「達成率」など、具体的な数字が書かれているか
- 商材・商流の近さ:無形商材/有形商材、法人向け/個人向けなど、募集している商材と経歴の近さ
- 在籍期間の一貫性:短期離職があっても、理由に一貫性があるか(これは別記事でくわしく書いています)
逆に言えば、この3点さえ押さえて書類を見直せば、通過率は変わります。 落ち続けている場合、まずは職務経歴書の「数字の書き方」を見直してみてください。
何社も落ちているなら、見直したい2つのこと
もし今、続けて不採用が続いているなら、次の2つを確認してみてください。
- 応募先が広すぎないか:手当たり次第に応募すると、求人要件とのズレが増え、通過率はむしろ下がります。同時に応募・面接を進めるのは3社以内にとどめるのが理想とされています(出典:各種転職支援サービス)
- 同じ理由で落ち続けていないか:可能であれば、転職エージェントの担当者に「なぜ通らなかったのか」のフィードバックをもらいましょう。自分では気づけないパターンが見えることがあります
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まとめ
転職活動で何社も落ちるのは、決して珍しいことではありません。書類選考の通過率はおおむね30%程度、平均15社ほど不採用を経験するのが実情です。落ちる理由の多くは、能力ではなく、求人が求める経験との噛み合わせです。数字で語れる書類になっているか、応募先が広すぎないかを見直しながら、焦らず進めてください。
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※出典を記載した部分は、厚生労働省の調査データや各種転職支援サービスの統計です。出典のない部分は、筆者が約70名の営業組織を管理してきた中での実感であり、統計ではありません。通過率や評価基準は企業・時期によって異なります。
この記事を書いた人
営業ひとすじ20年。電話営業・インサイドセールスの現場から始まり、約70名の営業組織のマネジメントを経験。採用面接にも数百人単位で関わってきました。「辞めて正解だった人」も「辞めなくてよかった人」も見てきた立場から、テレアポ・インサイドセールス・営業職の次のキャリアについて、きれいごとではない話を書いています。


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