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営業を辞めて、事務職に移りたい。ノルマや数字に追われる毎日から離れて、落ち着いて働きたい。そう考えている方に、営業の現場を20年見てきた立場から、正直に書きます。良い面も、知っておくべき面も、両方書きます。
営業経験者は、事務で歓迎されます
まず良い知らせから。営業出身者は、事務、特に営業事務では歓迎されやすいです。理由はシンプルで、「営業が何に困るか」を知っているからです。
営業事務は、営業担当を裏で支える仕事です。見積書の作成、受発注の管理、顧客とのやり取りの補助など。ここで、営業の現場を経験している人は、「営業が今、何を急いでいるか」「どこでミスが起きやすいか」が体感でわかります。だから、気の利いたサポートができる。実際、営業出身の営業事務は、現場から頼りにされます。電話応対や社外とのやり取りも、営業で鍛えているので安心して任せられます。
正直に言う、知っておくべきこと
ここは正直に書きます。事務職に移るとき、覚悟しておいてほしいことが2つあります。
一つめは、収入です。事務職は、営業のようなインセンティブがない分、給与の上振れが小さくなりがちです。安定と引き換えに、大きく稼ぐ幅は狭くなる。今の営業の年収が下がる可能性は、あらかじめ知っておいてください。負担の軽さと収入、どちらを優先するかを、自分の中で決めてから動くことが大切です。この点は、ノルマのない営業は、あるのかでも触れています。
二つめは、人気の高さです。「数字に追われない」「落ち着いて働ける」という理由で、事務職は希望者がとても多い。特に人気の求人は競争率が高く、未経験からだと簡単には決まらないこともあります。「事務は楽そうだから」という理由だけで甘く見ると、思ったより苦戦します。
受かるために、伝えるべきこと
では、どうすれば選ばれるか。採用側の視点で言うと、「営業経験が事務でどう活きるか」を具体的に語れる人が強いです。
「正確な事務処理ができます」だけでは、他の事務志望者と差がつきません。そうではなく、「営業をしていたので、営業担当が何を求めているかがわかります。先回りしてサポートできます」と、営業経験を事務の強みに翻訳して伝える。ここができると、ただの未経験者ではなく、「現場のわかるサポート役」として見てもらえます。
まとめ
- 営業出身者は営業事務で歓迎される。「営業が何に困るか」を知っているから
- 覚悟すべき点1:収入。インセンティブがない分、年収が下がる可能性がある
- 覚悟すべき点2:人気。事務は希望者が多く、競争率が高い
- 受かる鍵は「営業経験が事務でどう活きるか」を具体的に翻訳して伝えること
他の職種と迷っている方は、あわせてどうぞ。
- 営業から転職するなら、どの職種が向いているか。採用側が見てきた、活きる強みと注意点。
- 営業から人事・採用へ転職。実は相性がいい理由を、採用側から書く。
- 営業からマーケティングへ転職。顧客を知っている強みと、超えるべき壁。
- 営業からITエンジニアへ転職。未経験でも本当に大丈夫か、正直に書く。
20代で「営業から事務に移りたいが、未経験で決まるか不安」という方は、無料で相談できるサポートもあります。営業経験を事務の強みにどう翻訳するか、整理から始められます。
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この記事を書いた人
営業ひとすじ20年。電話営業・インサイドセールスの現場から始まり、約70名の営業組織のマネジメントを経験。採用面接にも数百人単位で関わってきました。「辞めて正解だった人」も「辞めなくてよかった人」も見てきた立場から、テレアポ・インサイドセールス・営業職の次のキャリアについて、きれいごとではない話を書いています。


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