テレアポが精神的にきつい。それは慣れで解決するか、しないか。

テレアポが精神的にきつい。それは慣れで解決するか、しないか。 営業・テレアポからの転職

テレアポが精神的にきつい。その「きつい」には、続けることで薄れていくものと、続けても変わらないものがあります。

どちらかによって、次の動き方が変わります。

慣れで薄れていくきつさ

最初の一本をかける前の重さ。断られたあとに次の番号を押すまでの間。電話口の相手の温度に引きずられて、気持ちが落ちる感覚。

これらはほぼ全員が最初に経験します。テレアポをやったことのある人間が「最初はきつかった」と言うのは、これのことです。

断られることに慣れるというより、断りを「数字の一つ」として処理できるようになる。感情の消費量が減っていく。これは続けることで変わります。個人差はありますが、3ヶ月が一つの目安です。

慣れても変わらないきつさ

一方で、時間が経っても変わらないきつさがあります。

電話をかけるという行為自体が、体質的に合わない。相手の時間を奪っているという感覚が拭えない。声だけのやりとりで人の感情を読もうとすることが、消耗になる。

これは努力や経験で変わるものではなく、その人の気質に近いものです。3ヶ月続けてみて、重さの質が変わっていないなら、テレアポという仕事そのものとの相性を考えた方がいいかもしれません。

精神的にきつい理由が「職場」にある場合

きつさの原因が、テレアポという仕事ではなく職場にあるケースも多い。

取れなかったときの詰め方が感情的。数字だけ求めてサポートがない。同僚との関係がギスギスしている。こういった環境由来のきつさは、テレアポという仕事の問題ではありません。

テレアポ自体は合っているのに、職場環境のせいで「精神的にきつい」と感じているなら、別の会社の同じ職種に移ることで変わる可能性があります。

見極める一つの問い

テレアポが精神的にきついとき、自分に問うとしたら一つだけです。

「きつさの中に、取れたときの手応えはあるか」

アポが取れた瞬間の感覚が、きつさに勝っているなら続ける価値があります。取れても何も感じないなら、仕事そのものとの相性を疑った方がいい。

精神的なきつさを「根性で乗り越えるべきもの」として放置するのは意味がありません。ただ、テレアポが向いているかどうかを、最初の数週間で判断するのも早い。その間にある問いが、「取れたときに何かあるか」です。

テレアポがブラックと言われる理由や、ノルマのきつさとの向き合い方については、こちらにまとめています。

テレアポはブラックなのか。採用にも関わってきた営業管理職が20年見てきたことを書く。

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この記事を書いた人

営業ひとすじ20年。電話営業・インサイドセールスの現場から始まり、約70名の営業組織のマネジメントを経験。採用面接にも数百人単位で関わってきました。「辞めて正解だった人」も「辞めなくてよかった人」も見てきた立場から、テレアポ・インサイドセールス・営業職の次のキャリアについて、きれいごとではない話を書いています。

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