40代・50代の転職、なぜエージェント経由が向いているか。ミドル層を面接してきた管理職が書く。

40代・50代の転職、なぜエージェント経由が向いているか。ミドル層を面接してきた管理職が書く。 営業・テレアポからの転職

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40代・50代の転職は、20代・30代とは前提が違います。求人サイトを開いて自分で探し、応募して選考を受ける。この一般的なやり方は、ミドル層にはあまり向いていません。私は営業の現場に20年いて、約70名の営業組織をマネジメントし、採用の面接官も務めてきました。この記事では、ミドル層の転職になぜエージェント経由が向いているのか、そして採用する側が実際にどこを見ているかを書きます。

ミドル層の転職は、「探す」より「紹介される」世界です

40代・50代で求められるポジションは、多くの場合、専門性と即戦力です。ポテンシャルで採用される20代とは違い、入ってすぐに成果を出せることが前提になります。こうしたポジションは、求人サイトに大量に並ぶものではなく、非公開のまま、エージェントを通じて紹介される形で動いていることが多いです。

自分で求人を探したい、という気持ちは分かります。ただ、ミドル層が本当に狙うべきポジションほど、公開の求人サイトには出てきません。自分で探すだけでは、そもそも土俵に上がれないことがあるのです。エージェントを使う意味は、単に選考のサポートを受けるということ以上に、そもそも見えていない求人にたどり着くための入口として大きいと思っています。

未経験分野に移るなら、話は別です

ここまでは、今までの経験を活かしてキャリアアップを目指す前提の話です。もし、今の専門性とは全く違う未経験の分野に移るのであれば、少し話が変わります。その場合は、収入が下がることを覚悟しておく必要があります。

ミドル層の転職は、基本的にはキャリアアップを望む方が多いはずです。だからこそ、何を優先するのかをはっきりさせておく必要があります。年収を維持・向上させたいのか、それとも未経験でもやりたい分野に挑戦したいのか。ここが曖昧なまま動くと、エージェントに相談する段階でも、話がかみ合いにくくなります。

40代の方を面接してきて感じたこと

採用する側として、実際に40代の方の面接をしてきた経験があります。そこで感じたのは、長く同じ業界・同じやり方で結果を出してきた方ほど、考え方や思考、仕事の進め方や戦い方が、ある程度出来上がっているということです。固定概念という言葉を使うと、少し失礼に聞こえるかもしれませんが、それだけの経験を積んできた証でもあります。もちろん、これは年齢だけで一律に決まるものではありません。柔軟な考え方を保ち続けている方も、40代・50代に数多くいます。

これは悪いことではありません。ただ、良くも悪くも「自分のやり方」が確立しているので、新しい環境のやり方とかみ合うかどうかは、20代の採用以上に慎重に見る必要があります。採用する側は、そこをしっかり見極めます。だからこそ、転職する側も、自分から相手を見極める意識を持ったほうがいいと思っています。

入ってすぐ合わなかったときのダメージは、20代とは違います

もし入社してすぐに「合わない」となった場合、その後の影響は20代のときより大きくなります。短期離職は、履歴書の上でどうしても傷になります。40代・50代になってから、そういう傷をつくりたい方はいないはずです。

だからこそ、入る前の見極めが重要になります。求人票の情報だけでなく、実際の社風や、求められている役割の解像度を、できるだけ入社前に高めておく必要があります。

ギャップを一番小さくできるのは、紹介してもらうという方法です

このミスマッチを避けるために、一番ギャップが少ないのは、やはり紹介してもらうという形だと思っています。エージェントは、企業側の求める人物像や社風をある程度把握した上で紹介してきます。自分で求人票だけを見て応募するより、事前にすり合わせられる情報の量が違います。

もちろん、エージェント経由だからといって、ミスマッチが完全になくなるわけではありません。それでも、情報を持たないまま一人で突撃するより、事前にすり合わせる機会がある分、入ってから「こんなはずじゃなかった」となるリスクは下げられます。

まとめ

  • ミドル層が狙うポジションは、公開の求人サイトに出てこないことが多く、エージェント経由での紹介が中心になります
  • 未経験分野への転向なら、収入が下がることを覚悟しておく必要があります
  • 長く同じやり方で結果を出してきた方ほど、考え方や仕事の進め方が出来上がっている傾向があります。だからこそ採用側も転職する側も、お互いをしっかり見極める必要があります
  • 入ってすぐのミスマッチは、40代・50代にとって20代より大きなダメージになります
  • ギャップを一番小さくできるのは、エージェントを通じて紹介してもらう方法です

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ミドル層の転職は、非公開のまま動いている求人が少なくありません。求人サイトを一人で見ているだけでは、そもそも土俵に上がれないこともあります。ミドル・ハイクラス層の転職に強いエージェントに、一度状況を話して整理してもらうという方法もあります。相談は無料で、合わなければ断ってかまいません。

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この記事を書いた人

営業ひとすじ20年。電話営業・インサイドセールスの現場から始まり、約70名の営業組織のマネジメントを経験。採用面接にも数百人単位で関わってきました。「辞めて正解だった人」も「辞めなくてよかった人」も見てきた立場から、テレアポ・インサイドセールス・営業職の次のキャリアについて、きれいごとではない話を書いています。

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